製品情報
ポリエチレン製防災対策工
落石
防護工
ヒンジ式
イージーネット工法 スタンダードタイプ(EN工法-S)
本技術はイージーネット工法研究会の工法です。
斜面上に立て込んだ支柱間にワイヤロープや繊維ロープを張り、イージーネットを設置する形式です。山側にアンカーを打設し、控えワイヤロープまたは控え繊維ロープにて、支柱と接続する構造です。
軽量で施工性に優れ、仮設安全対策に最適な工法であり、主部材はポリエチレン製のため、使用目的に対する柔軟な対応が可能です。
- 軽量で取り扱いやすいため、大型機械の入れない場所でも施工可能であり、工期も短縮可能な仮設安全対策工として最適な工法です。
- 実物衝撃実験を行い、最大200kJの落石エネルギーに対応可能であることを確認しています。
- 促進劣化試験により、ポリエチレンネットの紫外線に対する耐候性を確認しており、ネットの耐用年数や本設構造物としての運用規格が整備されています。
- 落石エネルギーの吸収量に対する費用対効果に優れます。また、主部材はポリエチレン製であるため、使用目的に対する柔軟な対応が可能です。
- 主に落石防護として用い、仮設使用としては40kJ~200kJ、本設使用として50kJ~100kJの落石エネルギーに対応可能です。
- 施工時に掘削等の土工を伴わず、大掛かりな足場を必要としません。
ヒンジ式の鋼管支柱で設置するタイプ。仮設タイプで最大200kJ、本設タイプで最大100kJまでのエネルギーに対応可能です。
イメージ
対策用途
特徴
ポリエチレン製ネットは、熱や紫外線に対する耐候性の評価が重要な課題となります。イージーネットでは、下記の促進劣化試験を行うことで、耐候性能を確認しており、本設使用の場合は安全率(Fs=1.5)を見込んだ強度設定としています。
実績
福岡県田川郡添田町大字落合
大分県日田市大山町
沖縄県国頭村安波
広島県東広島市黒瀬町